INTERVIEW インタビュー

【ネタバレ注意!】スタッフのこだわりシーンを聞いてみた!

「菜なれ花なれ」を何度でも楽しむためにスタッフの皆さんにこだわったシーンを聞いてみました!
各配信サイトやBlu-rayで振り返ってこだわりを探してみて下さい!

 

監督:柿本広大

物語が進んでいく中に、最後話に向けた様々な要素やエピソードを盛り込んでいっています。
それはセリフだけではなく、キャラやカメラワーク、ちょっとした場面に映り込んでいる人などで、細かく砕いて散りばめて作っていきました。
最後まで見ないとわからない部分もあるので、どこでどういう仕掛けがされていたのか、見返して再発見してもらえたら嬉しいです。

 

企画:堀川憲司

特定のシーンではないのですが現役高校生のチアの取材で、彼女たちの日常のエピソードを聞くことができました。たとえば部員同士が解り合えず、合宿中みんなリモートで繋いで泣きながら何時間も本音で喧嘩したとか…。彼女たちは、つくりものではない本物の青春のまっただ中に生きているんだなぁ…という眩しさがありました。以来、作中キャラクターたちが青春してるな!というシーンを見ると、あの時の高校生たちを思い出します。

 

脚本:後藤みどり

団子坂まわりのシーンは担当話数外でも、気に入っているシーンが多いです。
ロケハンでまわった中でも一番好きな景色で、いまだに写真フォルダー見返したりしています。

 

キャラクター原案:髙田友美

EDで穏花ちゃんと詩音ちゃんが草原にレジャーシートを敷いてお弁当を食べている絵がありまして…
詩音ちゃんの表情を描いている時とても癒されたのでぜひ…
食事をしている時の詩音ちゃんはより一層可愛いです。

 

制作プロデューサー:小西翼

今回チアシーンが本編で言うと、1、3、5、7、12話とOPにありまして、
がっつりチアの動きをモーションキャプチャーで収録をして、反映しているので迫力あるシーンを是非見てもらえると嬉しいです。

 

制作デスク:甲斐直樹

9話の雨の中での恵深のシーンです!

 

制作進行:吉田耀莉

8話の後半で、恵深の家でかなたと恵深が二人で話していて恵深が怒鳴るシーンがあったかと思います。
そこのかなたの横顔アップのカットです。
こちらはクリエイターの皆さまのおかげで初めから良いカットで上がってきましたが、監督がここは大切なシーンであるということもあり、
夕日の差し込み方やかなたが後ろに引く動き等を細かく指示を入れつつ直しながら出来上がったカットです。
私自身も好きなシーンで好きなカットなので是非細かく見ていただけたら嬉しいです。

 

設定制作:小栗芳奈

本作では「アップ」と「ミドル~ロング(引き)」で設定をわけているところでしょうか。
引きでは設定段階から影をかなり省略していたり、頬ブラシを消したりしています。

「なれなれ」では事前に群馬県に何度かお邪魔していろんな場所でロケを行っています。
見て頂いたらわかると思うのですが、わかる人にはわかる(?)名所がたくさん詰まっていたのではないでしょうか…!
そして何より、それを再現している美術の美麗さが見どころかなと思います。
監督から、「あ!ここ行ったとこだ!」「見たことある場所だなあ」というセリフが背景を見ている時何度もでてました笑
この間聖地マップが出ていたので、是非皆さん行ってみてください…!

 

音響監督:伊藤巧

9話のBパート雨が降り始めたところから凡そ5分間BGM無しです。
仕込みの段階で曲を付けては外しを繰り返し何度も迷い、その後の曲を劇伴ではなく【YOU for YOU】を付けて提案。
監督からOK頂いた想い出深いシーンです。

11話のCパートエンディング曲なだれ込み
いろいろな問題で却下されるかもしれないなと思いつつ実は一押しのなだれ込み
最初に劇伴を付けたバージョンで提案しつつ、「実はこっちも作ってみたのですが…」と、恐る恐る出した結果即OK頂きました!
ご覧下さった方も、いつもとは違う空気感じ取って頂けたかと思います

 

音響効果:北方将実

第7話などで聞ける「かなた」の「チャッチャラーチャーラーチャッチャラー」の応援歌が好きです。
演者さんの歌い方も相俟って数日間、頭の中でリピートしていました。

 

音響効果助手:岩切慶太

第7話の夏の大会でのチアの応援シーンです。
ダンスが細かく描かれていたので、ポンポンの音や足音をつけるのに苦労しましたが、絵と音が揃い、見ていて気持ちの良い、熱い応援シーンになっていると思います。

 

サウンドミキサー:内田直継

9話の雨のシーンの恵深「だから、ムリに笑わなくていいよ!」
エピソードはないけど、なんか良かった

 

サウンドエディター:なしもとりょうこ、山後茜

応援シーン全て。メンバーたちのがんばっている気持ちがグッときます。

 

音響制作:井原大輔

最終回で出てくる毬のお父さん・お母さん・おばあちゃん。
音響監督とは「毬とのギャップが出すぎるかな?」と話してましたが、
逆にそれが凄く面白く、監督陣にも受け入れて頂けたので良かったです!

 

劇伴・挿入歌音楽プロデューサー:木皿陽平(Stray Cats)

「FeverFestaFever!」です。
監督からは「ラテン盆踊り」と発注いただいたのでそこの咀嚼から。
歌入れディレクションは全部私がやったんですがこの曲は少し大人の表情を入れてもらってます。

 

音楽:谷ナオキ(HANO)

「応援したい気持ち」を考えた時に何曲かはコーラスを入れようって話が監督さんや音響監督さんとの打ち合わせの中で出てきて、
劇伴のコーラスって歌詞があるかAh〜Uh〜La〜とかが多いんですけど、今回母音感が比較的近くて元気になるもっと他の可能性を探して「ウ〜パパッパ〜」にしてみてシーンにもハマりそうなので是非少し気にかけていただけると嬉しいです。

 

チーフプロデューサー:高篠秀一

野球応援する回の試合内容は、脚本チームがあまり野球を知らなかったので私がスコアブックを作ってこんな試合展開でどうでしょうかって感じにしたので
割とアツい展開のはずです(そこ?)

 

プロデューサー:菅野勇人

チアシーンです。
チアクリエーション様、全面協力にて振付や表情や掛け声など監修して頂きました!モーションキャプチャー撮影時の実演は、迫力満点でした!

OP、ED、挿入歌とも良くて、収録後、脳内でずっとかかってました笑
詩音の音痴っていうのをどうしたら…?って悩みながら、収録したのが印象的でした。

 

アシスタントプロデューサー:山下雅也

「日常イラスト」や「未公開イラスト」などイラストの発注を担当させて頂きました。
オリジナル作品ということもあり、キャラクター性をしっかり伝えつつ、ひと目でお客さんを惹き込めるイラスト内容を目指して、考えに考え抜いてP.A.WORKSさんにご依頼しました。
キャラデザの関口さん、キャラ原案の髙田さん、総作画監督の三浦さんをはじめ、スタッフの皆様のおかげで最高のイラストがたくさん出来ましたので、何度でも見返していただけると嬉しいです。

 

宣伝プロデューサー:常見真希

ほぼ毎話出てきた”ぐんまちゃん羊羹”のシーンです。
ペラペラぐんまちゃんや穏花に潰されるぐんまちゃんなど、羊羹になってもなお可愛らしい姿に癒されていました。
途中話あたりの放送から、視聴者の皆さんがぐんまちゃん羊羹が画面に映る度にで「ぐんまちゃんノルマ達成」などとポストされているのをリアルタイムで見て嬉しく思いました。

 

PV制作:佐々木海斗

PV中に出てきたカットやセリフがいったい何話のどのシーンのことだったのか、少しでもいいので気にしてもらえますと「あのカット、あのセリフってそういうことだったのか…!」みたいになれて、『なれなれ』がさらに面白く見れると思います!