INTERVIEW インタビュー

大谷穏花役:石見舞菜香

 

【「菜なれ花なれ」本編について】

本作で好きなキャラクターとその理由を教えてください。

担当させていただいている穏花ちゃんが、とっても面白くて大好きです。こんなにも自分に似ている面を持っているキャラクターに出会ったのは初めてだなぁと感じています(笑) ネタバレになってしまうのであまり深くは書けませんが、人間らしい部分がとても共感できます!

 

ご自身が「ここを見てほしい!」と感じるポイントはどこですか?それはなぜですか?

会話がとにかく多くて、キャラクターのセリフの裏で別の会話が繰り広げられていたり、色んな掛け合いが見られるのはこの作品の魅力なのではないかな、と思います! キャラクターの性格も、ギャップを感じる1面が必ずあったりするので、ぜひ楽しんでいただきたいです!

 

【ご自身の演じられたキャラクターと役作りについて】

ご自身が演じたキャラクターの第一印象と、現在の印象を教えてください。

穏やかで、しっかり者、杏那ちゃんに振り回される立ち位置のキャラクターなのかな、と思っていました。 1番第一印象とのギャップがあるキャラクターかもしれません(笑) とっても人間味があって、見ていて安心するキャラクターだなと思いました。 より好きになりました!

 

役作りをされる際に意識されたことを教えてください。

仲のいい人と話す時と、その他の人と話す時のテンションの違いは特にわかりやすく演じられたらいいなと思っていました。表裏という感じではなく、外ではしっかりしようという人間らしい一面が好きだったし、共感できる所でもあったので、リアルに大切に演じました。寝起きが弱いところも面白いので、注目してみてください!

 

【オーディション・アフレコ時のエピソードについて】

アフレコで事前準備されることはありますか?その場合はどのようなことをされますか?

セリフの確認や、絵のタイミングを練習するVチェックをします。口の開きやどこに向かってかけているのか、記号を書いたり、どんな気持ちなのかをメモしたりしています。練習ではお芝居が固まりすぎないように、相手のセリフの雰囲気によって変えられる柔軟性を残していくようにしています。

 

アフレコで監督や音響監督と関わる際はどのようなコミュニケーションを意識されましたか?

穏花ちゃんに関しては、自分で感じた感情であっているのかというところを確認した話数があった気がします。 毎話、とても丁寧にとっていただきました。

 

キャスト同士、またはスタッフと交流する中で印象的だったエピソードはありますか?

武田さんが主に話題を提供してくださって、そこから会話がはじまった気がします! 休憩中は色んなお話をしました!コンセプトカフェについて詳しくなりました!(笑 ) 群馬が舞台の作品だったので、ラスクを差し入れていただいたときはテンションが上がりました!

 

【歌唱について】

 楽曲を聞いた時の最初の印象を教えてください。

チアっぽい、ハツラツとした楽曲もあれば、全然違う雰囲気の曲もあって、毎回面白かったです。
詩音ちゃんがキャラクター的に歌が不得手ということで、毎回ラップを担当しているのも面白かったです。

キャラクターとして歌うときに意識されていることはありますか?

自分の地声と離れた発声で作ったキャラクターだとしても、「キャラクターが歌っている!」とパッと感じていただけるように意識しています。また、声質的に暗く聞こえてしまう事の方が多いので、思ったより明るく歌うようにしています!

楽曲について、視聴者の皆様に注目していただきたいところを教えてください。

とにかく様々なジャンルの曲があるので、ぜひ楽しみに聴いていただきたいと思います!
アニメの中でどんなところでどういう風に楽曲が絡んでくるのか、私自身も楽しみです。
楽曲提供してくださった方々もとっても豪華なので、そこにもご注目です…!

 

【仕事内容編】

あなたにとって「声優」はどのようなお仕事だと考えていますか?

私にとって声優というお仕事は、人生で起きる全ての事柄を肯定してくれるような、
出逢えてよかったと思うお仕事です。

 

声優のお仕事をする上で大切にしていることを教えてください。

『想像と実感』です。
お仕事を始めたての頃、尊敬する先輩に教えていただいた言葉で、綺麗な音を当てるよりも、どんな気持ちも言葉も、精一杯想像して、実感して出た音を大切に、声にのせられるよう心がけています。

お仕事をしていて面白いと思う瞬間はどこですか?

お家で必死に想像して組み立てていったお芝居が、本番のかけあいで、本能的に違う表現が出たりするときが面白いなぁと感じます!
最近は色んな立ち位置や性格のキャラクターを任せていただくこともあり、そういった変化も楽しいなと感じています。

今後お仕事の中で挑戦してみたいことはありますか?

マスコットキャラクターを演じるのも楽しそうだなと思いますし、お母さんや、おばあちゃんなど、人生経験を重ねたからこそ味の出るキャラクターを演じられる役者になっていきたいなと感じています。
とにかく色んな作品、キャラクターに出逢いたいです!