INTERVIEW インタビュー

サブキャラクター役:叶矢りか

 

【『菜なれ花なれ』本編について】

本作で好きなキャラクターとその理由を教えてください。

伊沢野苺さんです‼︎
かっこよくてみんなを引っ張って行く人に憧れを抱いてしまう傾向があるのですが、彼女は私の中でドストライクでした。あんな風になりたいです。

 

ご自身が「ここを見てほしい!」と感じるポイントはどこですか?それはなぜですか?

なにがあってもこれだけは譲れない!と思えるものがある。でも今の自分にはなにもできない。どうしたらいいんだろう。
今そんな悩みを抱えている方、過去に抱えていた方は絶対に共感するエピソードがあると思いますので、作品を通して、登場人物たちがぶつかる壁や葛藤、それらに立ち向かっていく姿に注目していただきたいです。

 

 

【アフレコ時のエピソードについて】

アフレコで事前準備されることはありますか?

台本や映像のチェックの他に、実際に演じる役のセリフを絵と同じ動きでやってみるようにしています。
あと、キャラクターの表情や場所、立ち位置の構図を簡単に模写する作業もやるようにしています。
この作業をしている時が、一番気づきが多いので楽しいです。

 

アフレコで監督や音響監督と関わる際はどのようなコミュニケーションを意識されましたか?

どうしてもお会いしてから日が浅いうちは自分の意思に反して緊張してしまうので、できるだけ自然に、等身大で過ごすように逆に意識していました。笑
特に音響監督の伊藤さんとは話数が進むにつれて、お話しさせていただける回数も増えて、よりリラックスして演じられるようになりました。ありがとうございます。

キャスト同士、またはスタッフと交流する中で印象的だったエピソードはありますか?

アフレコブースの端の方の席に座ろうとしているところを、『もっと詰めていいよ』と先輩方が真ん中の方へ誘導してくださって、とても嬉しかったです!
おかげさまでのびのび収録に挑むことができました。

 

多くのキャラクターを演じていただきましたが、特に印象的だった役はありますか?

桜城女学園の生徒です。お上品でありつつもちゃんと等身大の女子高生を演じたいと思っていたので、毎回ガヤの収録で何を話そうか悩みました。
全て聞き取れるかはまだ分かりませんが、どのような会話が聞こえてくるのか注目していただけると嬉しいです。

 

【声優の仕事内容について】

あなたにとって「声優」はどのようなお仕事だと考えていますか?

作品の表情をより豊かにする手助けをさせていただける仕事だと考えています。
これからもずっと続けていきたいです。

 

声優のお仕事をする上で大切にしていることを教えてください。

一つの表現にとらわれず、どんなディレクションをいただいてもすぐ対応できるように、頭を柔らかくすることを大切にしています。

 

お仕事をしていて面白いと思う瞬間はどこですか?

沢山の先輩方と共演していく中で、『あ、この方はこの役をこう演じるんだ。』という自分自身にはない表現の引き出しに出会った時です。

 

今後お仕事の中で挑戦してみたいことはありますか?

この作品では、色々な登場人物を演じさせていただきましたが、
いつか私も一つのアニメーション作品を通して、一人の人物を沢山演じたいです。