INTERVIEW インタビュー

プロデューサー:菅野勇人

①本作に対する意気込みを教えてください。

「応援は人を元気にする」
本作のテーマを見た時、素直に良いなぁって感じたのを覚えています。「応援」はしたり、されたりと相互関係があるのが良いですよね。
本作が誰かのちょっとした応援になったり、またコメント等で応援してもらったりと、受け手も届け手も、応援し合う、そんな作品になったら、嬉しいです。

②あなたにとって「応援」とは何ですか?

「気にされること」でしょうか…?「気にされる」とその相手のことを意識したり、それが励みになったり。そして「気にする」ようになると、ついつい見ちゃったり、考えちゃったり。そんな互いに、関心や興味が持てる関係が、「応援」なのかなって思います。
本作も皆さんの「気にされる」作品でありますように。

 

【「菜なれ花なれ」本編について】

本作で好きなキャラクターとその理由を教えてください。

第1印象は、穏花(おっとり柔らかそうで、かわいい。)

デザインができて、杏那(前髪の感じが好き。元気!)

本編を観て、詩音(推し!特に6話!※お待ち下さい)

 

ご自身が「ここを見てほしい!」と感じるポイントはどこですか?それはなぜですか?

オープニング(楽しみにお待ち下さい!)
穏花のちょっとしたボヤキ

 
【「プロデューサー」の仕事内容について】

あなたにとって「プロデューサー」はどんなお仕事ですか?

調整役だと思います。

調べたら、「制作活動の予算調達や管理、スタッフの人事などをつかさどり、制作全体を統括する職務や役職」だそうです。その通りだなって思いました。
とはいえ、どこもかしこも、スムーズにいくわけでないのが、仕事なので(一難去ってまた一難、ぶっちゃけ…)、各所でお話を伺ったり、お願いしたり…やっぱり、調整役です。

 

プロデューサーのお仕事をする上で大切にしていることを教えてください。

指針を持つことだと思います。
制作、製作、宣伝など皆さんのご意見や相談、確認、調整をすることばかりに気をとられると、どれが正解なのか?ベストなのか?最適解なのか?と悩んでしまう場面があります。
そういう時こそ、指針、コンセプトが大切だと思います。この作品において何が良いのか?何を表現したいのか?そんな悩んだ時こそ指針を元に決めていく。指針、コンセプトがあると、決断し易し、統一感も生まれます。
コンセプト大事。

 

お仕事をしていて面白いと思う瞬間はどこですか?

映像作品になった瞬間。
視聴者の皆さんの反応。

 

プロデューサーとのやり取りで印象的なことは何ですか?

「応援は人を元気にする」
より多くの皆さんに楽しんでもらえるってなんだろう?ってところから、落とし込んだ普遍的なテーマとして「応援」「元気」を主題として企画が始まりました。

 

「応援」をテーマにした理由を教えてください。

「応援」って相互関係が大切だと思ったからです。
成り立ちは、誰かを応援(元気)にしたい
応援させれた人は元気になる、元気になったと報告がある
応援した人が元気になった姿をみて、元気になる。
そんな作り手も届け手もハッピーになるテーマが良いと思います。

 

舞台に群馬県を選んだ理由は何ですか?

食べ物が美味しい、空気が美味しい、アクセスがし易い、魅力的ですよね!
だから、グンマ!、グンマしかない!!

 

制作スタジオに「ここはこだわりたい!」と伝えた部分はありますか?

焼きまんじゅうの色でしょうか…(特に中身)
脚本打ちやロケハン、アフレコなどで、柿本監督や制作プロデューサーの小西さん達とお話しながら、出来上がった感じでしょうか。
出来上がった映像をどう広げようか、本編よりキービジュアルやミニキャライラストなど、キャラクター達が好きになる、魅力的に感じるよう、ご相談させて頂きました。

 

キャストやスタッフとの会話の中で印象的だったエピソードがあれば教えてください。

アフレコ時、杏那役の武田さんがポルトガル語のアドリブを相談した際、「ちょっと待って下さい。母に確認します。」と電話していたこと。
第4話、5話で登場するキャラクターで英語の発音があり、DMM内で英語がネイティブの方に監修して頂いたこと
宣伝Pが群馬出身だったので、「なんなん」「あーね」などの方言監修して頂いたこと

気づくと語学監修が多かった作品でした笑

 

今後お仕事の中で挑戦してみたいことはありますか?

玩具連動アニメ(趣味)
みんなの「応援(玩具購入)」で「ロボがたくさん、合体」するような作品をやりたいです。
主役ロボは3体合体、サブロボは4体合体、5体合体するようなヤツ。

 

本作をどんな人に見てほしいですか?

なれなれを通じて、くすっと笑ったり、ニンマリしたり、一緒に歌ったり、踊ったり、観たらちょっと元気になれる。そんな居心地の良い作品になったら嬉しいです。